晴天の下、かっぱ館を背に輪になって踊る参加者

家族で楽しいひととき 駒ケ根で子ども河童フェス

2024/05/04 06:02
地域

駒ケ根市下平のおもしろかっぱ館とかっぱ広場で3日、歌や踊り、クラフト体験などを楽しめる催し「子ども河童フェス」が開かれた。大型連休後半の初日は晴天に恵まれ、イベントにも多くの地域住民や家族連れが来場。歌や演奏に聴き入ったり、一緒になって踊ったりして楽しいひとときを過ごした。

 

かっぱ館などが主催した。広場では、地域の音楽愛好家がギターの弾き語りやバンド演奏などを披露。県看護大学(同市)のよさこいサークル「鼓魂」は熱のこもったダンスを披露したほか、来場者とともに輪をつくって踊り、イベントを盛り上げた。

 

館内では天竜川の石にペイントしたり、流木を思い思いに組み合わせたりする作品作りの体験も。保育園児の長男と長女を連れて訪れた秋山祐梨子さん(33)=同市北割二区=は「子どももとても楽しそう。ぽかほか陽気で気持ちいいです」と笑顔だった。

 

河童フェスは、地元住民が主役となってイベントをつくり、自らが楽しむことで古里の良さを再認識しようと昨年夏に続いて開いた。かっぱ館の宮澤賢司館長(64)は「皆さんに笑顔になってもらえたと思う。地域をさらに盛り上げていければ」と話していた。

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