伊那市東春近の老松場の丘・古墳公園でさまざまな品種の八重桜が見頃を迎えている。咲いているのは紅笠桜、普賢象桜、一葉桜。花びらを重ねたかれんな花が公園を彩っている。
東春近中組の地元有志でつくる「老松場の丘・古墳公園整備委員会」(井上征博代表)によると、八重桜は1週間ほど前に咲き始め、開花は例年並み。公園には全13種類の桜が植わり、菊の花のように花びらが重なる兼六園菊桜、淡い緑色から中心部分が赤色に変化する御衣黄桜、黄緑に近い黄色の花を付ける鬱金桜なども咲き始めている。
兼六園菊桜は4月いっぱい、御衣黄桜、鬱金桜は5月上旬まで楽しめそう。
井上代表(79)は「開花時期や色、形の違う桜を見て楽しんでほしい」と話している。
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