見頃を迎え、訪れる人の目を楽しませている柿沢農園のシダレザクラ

田園地帯染めるシダレザクラ 茅野の柿澤農園

2024/04/20 06:00
地域

八ケ岳を望む茅野市湖東の国道299号(ビーナスライン)沿いにある柿澤農園で、畑を囲む約50本のシダレザクラが見頃を迎えた。残雪の八ケ岳を仰ぐ田園地帯にピンク色の花が広がり、ドライバーやアマチュアカメラマンらの目を楽しませている。

 

オーナーの柿澤艶子さん=芹ケ沢=の亡き夫が「景色のいい場所に桜の森をつくろう」と19年前に植栽。農園仲間が木の手入れをしてくれ高さ4~5メートルに成長し、コの字に約100メートルの並木をつくる。

 

開花はほぼ例年並みという。19日には農園仲間のお花見会があり、持ち寄ったごちそうと一緒に堪能。「花の色が濃くてきれい」などと話し、写真を撮ったりして楽しんでいた。

 

場所は「芹ケ沢南」交差点脇。柿澤さんは「毎年、大勢の人が来られるようになった。自由に眺めていって」と話している。

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