絵を描くことが好きな地元の中高生ら有志チームが14日、手軽なアートに親しむ催しを箕輪町のJR木ノ下駅前の高校生らの居場所「UTパレット」で開いた。作品をつくりつつ、子どもから大人まで交流しようと企画。午前と午後を合わせて小学生ら約70人が参加し、デッサンやちぎり絵、石に絵を描く「ストーンアート」などを楽しんだ。
UTパレットを拠点に多世代の居場所づくりに取り組む「UTプロジェクト委員会」のうち、絵を描くのが好きな約10人でつくる「Art&Talkチーム」が企画した。昨年12月にちぎり絵を楽しむ催しを初めて開いて、この日は2回目。
ストーンアートでは高校生らが天竜川河川敷で拾った石をはじめ、形や大きさがさまざまな石を用意。参加者はお気に入りの一つを選んで、自由に動物やアニメのキャラクターなどを水性マーカーで描いていった。デッサンは伊那市のイラストレーターから教わり、タンポポなどを観察しながら描いた。このほか地元の飲食店「メシかきの」による春巻きの出張販売、パンや駄菓子の販売などもあった。
ストーンアートに挑戦した同町の幼児(5)は四角い石にゲームのキャラクターを描いて「楽しかった」と笑顔。企画者の一人で伊那弥生ケ丘高校(伊那市)3年の生徒は「新しく来てくれた人とも話せた。思っていた5倍は人が来てくれてうれしかった」と話した。
この日、企画者側に仲間入りを希望した中高生もいたという。同チームは今後も催しを開きたい考え。
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