上諏訪温泉のホテル、旅館でつくる諏訪湖温泉旅館協同組合は５日、花見シーズンを盛り上げる「春の花火」を諏訪湖上の初島から打ち上げた。７日まで３夜連続のイベント。信州の桜開花を目前に観光客を誘い、地域を活気付けようと初めて開催した。

初日はあいにくの雨空となったが、単発で約２５発をおよそ３分間打ち上げた。ピンクや青など春らしい柔らかな色合いも取り入れた一輪挿しの光の花が夜空に開いた。

諏訪湖畔のホテル、旅館は６日を中心に満室の施設もあり、「例年より観光客の動きがいい」（同組合）。活況の中で「花火の打ち上げが魅力の一つになった。夏に向けて諏訪の花火を印象付け、呼び水にもなる」と話すフロントスタッフもいた。　

６、７の両日も午後８時３０分から打ち上げる。