国土交通省は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく「新モビリティサービス事業計画」で、原村の計画など2件を全国で初めて認定した。村では定時定路線バス「穴山・原村線」とのらざあの長所を組み合わせた公共交通のシステムや決済の一括化、他自治体との連携で地域住民や観光客の利便性の向上を目指す。
新モビリティサービス事業は、情報通信技術などの先端技術を活用して交通機関の利用者の利便を増進する、地域交通の予約や決済を一括で行うサービスなどの提供をする取り組み。認定を受けたことにより、これまで複数の交通事業者がそれぞれ運輸局に届ける必要があった運賃・料金の手続きが、1社が一括して行えるようになるなどのメリットがある。
同村では2月から「のらざあ」が本格運行し、4月からは「穴山・原村線」のダイヤ改正や運賃の引き下げなどを実施した。
事業計画では既に実施している「のらざあ」の運行とバスのダイヤ、運賃の見直しに加え、2026年度までに、「のらざあ」とバスの検索や予約、決済の一括化を図る。現状では「のらざあ」の利用料金と「穴山・原村線」の運賃を別々に払っている。決済の一括化で利用者の利便性向上が期待できる。
さらに、「のらざあ」の運行エリアの茅野市への拡大やシェアサイクルや福祉関連分野の輸送とも連携し、予約、決済の一括化の範囲を広げたい考え。
村商工観光課は、安心・快適な地域公共交通の実現に向けて「国の支援も期待していきたい」としている。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
「ララオカヤ」26年度から解体見通し 岡谷 もみじ湖一帯色づき始め マイカー規制始まる 諏訪湖SA上下線に「諏訪の国」コーナー新設 岡谷でシルクサミット開幕 技術継承、文化創造へ 山下清のペン画など初公開 岡谷美術考古館 強い冷え込み、雪づくり 霧氷の樹林を背に 谷川俊太郎さん 下諏訪の親友黒田さんと交流 池の周り鮮やか、秋の風情 地蔵寺庭園 おむすびコンテスト 最優秀に矢坂さん 「みかん祭り」にぎやかに 八剱神社日付で探す