青年海外協力協会(JOCA、本部・駒ケ根市)が駒ケ根市中央の銀座通りで整備を進めていた小規模保育園「J's保育園駒ケ根」が完成し、8日に正式開園する。商店街の一角に位置する立地を生かし、子どもたちが地域住民と交流することで「人と人とのつながりの創出」を目指した保育園。まちなかでの保育を通して、高まる未満児保育ニーズに対応するとともに、地域活性化につなげていく。
JOCAは、年齢や国籍を超えた「ごちゃまぜのまちづくり」を目指して、中心市街地に位置する銀座通りで各種事業を展開。共働き世帯の増加など社会的に高まっている3歳未満児保育の需要に対応するため、同園を整備した。0~2歳児を受け入れ、年齢ごとに1クラス(定員6人)を編成する。
園舎は木造2階建てで、延べ床面積は約190平方メートル。保育室・乳児室などとして、部屋ごとに23平方メートル前後のスペースを確保。広さ48平方メートルの園庭には、大型の遊具を設置。園舎の中央部分に設けた大型のロープネット遊具と、屋外遊具とをつなげて自由に行き来できる造りにした。日曜日には園を開放して地域の親子らに利用してもらえるよう、準備を進めていく。
園のそばには、こまがね市民活動支援センター「ぱとな」、市内には国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所がある。構想では、各市民活動団体などと連携することで、園児たちがまちなかに出て、国際交流や文化活動、運動、商店巡りなどを楽しむことができるように計画している。
林駿佑・園長代理は「子どもたちが、まちに集まる全ての人を通して、愛情を感じられるような保育を提供していきたい」と抱負を述べた。7日までは、園内を自由に見学できる。
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