2021年8月の豪雨で被災した下諏訪町の東俣川で、町が進めていた護岸復旧工事が完成した。東俣浄水場取水口近くの右岸に、幅29メートル、高さ6メートルにわたって大型ブロック積み工事を実施。安定した取水が維持できる環境を整備した。
21年の豪雨では増加した水量により、川底に敷き詰めていた砕石が流出。河床の洗掘が進むと同時に、巨石積みだった右岸が削られる被害が発生した。
復旧工事はワカサギの産卵期を避け、渇水期に短期間で実施できる工法を選択した。22年11月~23年2月に落水場所の蛇籠を新しくし、同年11月~今年3月に90センチの大型ブロックを最大で6段積み、約130平方メートルの広さで護岸を補強。いずれも施工はサンワ工務店、管理業務は新日本設計が請け負った。護岸工事には3168万円を要した。
28日には工事内容を確認する検収が現地で行われ、関係者9人が参加。町建設水道課の担当職員から説明を受けた宮坂徹町長は、「諏訪湖に流れ込んでいるため、漁協にも配慮した工事が求められた。安心して取水が可能になったと思う」と述べた。
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