新聞のカラー紙面をちぎって貼り付ける参加者

花の絵柄、和紙の味わい 新聞ちぎり絵講座

2024/03/31 06:00
地域

 上伊那や諏訪地域の系列新聞店9店でつくるブロック会は30日、新聞ちぎり絵の講座を伊那市生涯学習センターで開いた。市内外の28人が参加。新聞のカラー紙面を指でちぎって貼り付け、チューリップやアジサイなどの絵柄を表現。和紙のように味のある作品を完成させた。

 

 新聞の新たな価値の発見につながればと初めて企画した。講師は「縦方向がちぎりやすい」「写真などグラデーションのあるカラーを選ぶときれい」「新聞の文字が入っても面白い」などと説明した。

 

 参加者はピンクや黄、緑などの使いたい色を紙面から探してちぎり、チューリップやアジサイなどの下絵にでんぷんのりで自由に貼り付けていった。初めは難しそうだったが、慣れると熱中して「楽しい」「個性が出るね」などと次々と作業を進めていた。

 

 市内の女性(77)は「新聞ってこんなにたくさんの色があるんだ」と笑顔。市内の女性(80)は「手で破くのが気持ちいい。夢中になった。自宅でもやってみたい」と話していた。

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