富士見町と友好都市を締結する川崎市の教育委員会が、富士見高原にある同市八ケ岳少年自然の家で毎年実施する市内の小中学生を対象にした「自然教室」の開催有無を含めた今後の方向性を検討していることが分かった。バス会社の運転手不足を背景に、川崎から富士見へ児童生徒を運ぶ大型バス運行への入札がないことが主な要因。結果次第では施設の存廃を含めた検討につながる懸念もあり、１４日の町議会全員協議会で、名取重治町長は「町への影響が大きい問題。来月、市長や教育長に直接会って町の意向を伝えたい」と述べた。

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