新聞社にとって1年で最も忙しいのが師走。日々の取材と紙面制作をしながら、新年号の仕事に取り掛かる。元日からの「分厚い新聞」制作に向け”ながら業務”が続く▼1カ月前の改正道交法の施行で、自転車運転中の「ながらスマホ」の罰則が強化された。違反した場合、従来は5万円以下の罰金だったが、懲役または10万円以下の罰金が科せられる。事故を起こした場合はさらに重くなる▼諏訪湖サイクリングロードが全線開通した直後の4月中旬、スマホを片手に満開の桜を撮影しながら自転車をこぐ人の姿が見られた。湖側に横断しようとする人の発見が遅れ「キーー」という甲高いブレーキ音。あわやという場面を目撃した▼良し悪しがある「ながら」。諏訪市で開かれたセミナーで〇〇しながら備える「ながら防災」という言葉を聞いた。いま盛んに行われている神社のしめ縄づくりも、火をたいて温かい食べ物で参拝客を迎えることも。小正月行事もそうかもしれない。準備段階から力を合わせる行事や活動が自然と地域防災力を高める-と▼能登半島地震の被災地で活動した防災士の笠原敏彦さん=諏訪市=は「災害時は普段やっていることしかできない、普段やっていないことはできない」とする。コロナ後も中断している行事や活動がまだあろう。地域で「普段」を完全に取り戻し、「もしも」の時に「いつも」を生かしていきたい。
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