一人ひとりがさまざまな思いを胸に抱き、それぞれのペースで同じゴールを目指して走り抜いていく。昨日行われた諏訪湖マラソン。湖周をつないだ7000人のランナーの輪と沿道の応援、支えてくれたスタッフやボランティア、地域住民の理解と協力など多くの人に感謝をしたい▼新型コロナ感染症による2回の中止を乗り越えて、再び開催できた時の参加者の笑顔が忘れられない。こんなにも多くの人が待ち望んでいたのかと実感した。そして、手探りの中で感染症対策をしながら、大会成功のために尽力していただいた方々がいたことも忘れてはいけない▼時の流れとともに大変だったという記憶は薄れていき、何でもないかのような日常になっていく。しかし、その時の臨機応変な行動があったからこそ今がある。いつまでも本質は変わらずにあり続けるために、時代と状況の変化に合わせて変えていかなければならないことがある▼何かを築いていくということは大変だ。真剣になって努力を重ね、そしてやっと形になる。しかし壊れる時は一瞬だ。少しの油断と甘さによって、あっという間に崩れ去ってしまう。どんなことでも常に気持ちを緩めないように心掛けたい▼何のためとの目的を忘れず自分自身に問いかけをしながら、ゴールを目指してマイペースで歩んでいきたい。笑顔で爽快に湖畔を駆け抜ける諏訪湖マラソンのランナーのように。
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