県内の知的障がい者でつくる「信州知的障がい者ソフトボールクラブ」は14日、駒ケ根市の中沢農村交流広場で伊那西高校(伊那市)女子ソフトボール部と合同練習を行った。選手やスタッフ、ボランティアら合わせて約50人が参加。声を掛け合いながら汗を流し、技術の向上を図った。
県内唯一の知的障がい者ソフトボールチームの同クラブは、2028年に県内で開催が予定されている全国障がい者スポーツ大会を見据えて20年に結成。メンバーは社会福祉法人アンサンブル会(本部・下伊那郡松川町)の利用者が中心で、チーム名は「ゴールデンスピリッツ」。月2回の全体練習のほかアンサンブル会の利用者を中心に集まり、トレーニングを重ねている。28年の全国大会は開催地枠で出場が内定している。
メンバーは30歳前後を中心とした約30人。野球経験者もいるものの大半は初心者で、ルールを覚えながら「投げる、捕る、打つ」の基本を繰り返している。伊那西高との合同練習はチーム発足後から年に1度開催。この日も「ナイスプレー」「いいよ」などと声を掛け合いながらキャッチボールなどに取り組んだ。
チームは来年度以降、大会への出場も予定している。28年に向けてメンバーを増やしたい考えで、代表を務めるアンサンブル伊那(伊那市)職員の片桐淳基さん(36)は「まずはチームのことをたくさんの人に知ってもらいたい。興味のある人は参加してほしい」と呼び掛けている。
チームの詳細など問い合わせは事務局のアンサンブル駒ケ根(電話0265・96・0743)へ。
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