寝苦しい夜が続いている。暑さや湿気で目覚めることもしばしば。睡眠環境の改善を思い立ち、ホームセンターをのぞいてみた。「冷感」をうたった掛け布団や敷きパッド、ジェル入りの枕マットなどもあり、豊富な品ぞろえに目移りした▼冷感寝具一式を導入したところ、寝付きは大幅に改善。ひんやりした肌触りが心地よい。性能に満足しているが、それでも不快感を完全に取り除くことはできず、寝ぼけ眼で冷房機器のリモコンを探す夜もある。快眠への道は険しい▼睡眠の質を左右するとされる体温調節。就寝時は体の中心部の温度を下げることで深い眠りに就くことができるという。汗が蒸発しにくい高温多湿な環境下では体内にこもった熱が睡眠の妨げるだけでなく、熱中症を引き起こす危険性もある▼総務省消防庁によると、7月1日からの1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で9105人。前年同期の2倍に上り、このうち37.9%が住宅敷地内での発症だという。室温が28度を超えると夜間でも熱中症のリスクが高まるため、就寝中も油断は大敵だ▼熱中症の予防策として、同庁ではエアコンや扇風機の活用を呼び掛けている。電気代の高騰によりエアコンの使用を控えたい気持ちもあるが、状況によっては命に関わる問題。気象庁によると、今夏も異例の猛暑になる可能性があるという。適切な対策を講じて暑い夜を乗り切りたい。
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