長野経済研究所(長野市)が県内企業の今年度の新入社員を対象にまとめた意識調査の結果によると、今の会社で定年まで働きたいと答えた割合は3割弱にとどまった。同研究所は「新入社員の定着や戦力化のためには、仕事や人間関係などへの不安を解消し、先輩や上司がしっかり寄り添うことが重要」と指摘している。
調査は4月1~12日、同研究所が主催した新入社員研修の参加者に対して無記名アンケート方式で行った。629人が回答した。
「今の会社でいつまで働きたいか」と尋ねたところ、28・8%が「定年まで」と回答した。「分からない」が52・1%で最も多く、「機会があれば転職したい」が9・1%、「いずれは独立・開業したい」が6・8%となった。「子どもが生まれるまで」が1・6%、「結婚するまで」が1・4%だった。
これから仕事をする上で不安に思うこと(複数回答)は「仕事がうまく進められるか」が74・2%と最も多かった。次いで「職場での人間関係」が59・5%、「仕事が自分に適するか」が51・2%などとなった。
先輩・上司に求めること(同)は「いつでも相談できる雰囲気がある」が79・2%と最多。続いて「丁寧な指導をしてくれる」が54・5%、「積極的にコミュニケーションをとってくれる」が51・5%などだった。
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