南箕輪村社会福祉協議会は今月から、村内の中高生がボランティア活動をした際に受け入れたボランティア活動団体や企業、施設が日時と場所、活動内容、団体名を記入する「ボランティア活動証明書」の発行を始めた。村社協が生徒の思いと受け入れ先の活動をつなぎ、地域福祉の推進や課題解決を目指す新たな試み。「ボランティア活動には地域社会をより良くし、自分自身も豊かにしてくれる力がある」とし、学生ボランティアを募集している。
村社協によると、中高生のボランティア活動は学校や学年単位が中心で、個人の自発的な思いに応える受け皿が必要だった。一方、ボランティア活動団体では会員の高齢化や複数団体の兼務などが顕在化し、子育てや高齢者、障がい者など地域福祉の担い手の確保が課題になっている。
村社協は今年3月、ボランティア活動団体「まほうのおなべ」が学童向けにカレー会を開いた際、平日で人手が足りないことから中学生に声を掛けた。中学3年生8人が参加して子どもの見守りや遊び相手、カレー作りの手伝いをしてもらったことが”ヒント”になったという。
証明書はA5判の冊子で、記入欄が白紙になっている証明書が複数枚つづられている。生徒が携帯し、受け入れ団体が日時と場所、活動内容、団体名と代表者名を記入する。表紙の裏には活動上の注意点や気軽な相談を呼び掛けるメッセージを載せた。団体向けに記入方法も紹介し、感謝の言葉とともに活動への理解と協力を求めている。
村社協は「身近な地域を知ることは学びや気づきになる。出会い、つながることで相乗効果が生まれ、課題解決やもっと豊かな社会づくりにつながる。活動を通じてそんな意識が残ればうれしい」と話している。
村内の中高生が基本だが、大学生の参加も歓迎している。申し込み、問い合わせは、村社協(電話0265・76・5522)へ。
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