伊那市と信州大学農学部が連携して開発したヤマブドウ「信大W―3」を使ったワイン「山紫」の今季販売が28日から始まる。糖度や酸味がバランスの良い仕上がりになったといい、生産数ではフルボトル(720ミリリットル)が過去最高の1400本になった。市内外の小売店で扱っている。
山紫は7年かけて開発され、長寿や生活習慣病予防の抗酸化物質とされるポリフェノールを他品種より多く含む。市内ほ場で8人が生産に従事し、糖度20%以上のブドウのみ使用。醸造は伊那ワイン工房(同市美篶)が担った。
今季はヤマブドウの木が熟成(蓄えた養分を各枝に満遍なく供給でき、味が安定する)していることで、糖度や酸味、渋みのバランスが適度な状態になったという。今季のワイン用ヤマブドウの収穫量は2217キロだった。
伊那ワイン工房の村田純社長とやまぶどう生産者の会の城倉友幸会長は「サラッとしていて、酸味も穏やかで赤ワインとしては飲みやすい。冷やして飲んでいただくのも良い」「ヤマブドウの味が分かる非常に良いワイン」と話していた。
価格はフルボトルが2500円、ハーフボトル(375ミリリットル)は1600円(いずれも税込み)。
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