「生産者の顔が分かる安全な野菜を食べてほしい」。高原野菜を生産する農業生産法人「トップリバー」(御代田町)が管理する富士見町の富士見農場で17日、全国の社員食堂や老人ホームで食事を供給する企業ONODERA GROUP(東京)の社員ら約30人がレタスを収穫した。レタスは首都圏の社員食堂でサラダとして提供される。
同グループは、全国約3000カ所で給食を提供。2016年から食材の安全性を消費者に伝えようと、社員が野菜取り引きの契約を結ぶトップリバーの農場を訪れ、栽培状況の視察を兼ねた収穫作業を体験している。
トップリバーは、食品の安全や環境保全に配慮した生産活動を実践する企業を対象とする世界基準の農業認証GGAPを取得している法人。この日は、4月末に作付けしたサニーレタスとグリーンリーフレタス計7000株の一部を両社の社員で収穫した。
今回の収穫のために熊本市から訪れた同グループ社員の松岡郁恵さんは「レタスが育つ畑を見たのは初めて。葉が新鮮ですごくおいしそう」と笑顔。同社取締役の畑裕之さん(48)は「富士見のレタスは味の評判がいい。品質の良さを直接、お客さまに伝えたい」と述べた。
トップリバーの農地を管理する永崎亮太さん(30)は「自信を持って安心安全な野菜を提供している。実際に栽培環境や管理の様子を見てもらえてうれしい」と喜んだ。
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