小学生の時に書いた将来の夢。科学者になって、永遠に生き続けることができる薬を発明すること。いまだ科学者にはなっていないし、永遠に生き続ける薬も手に入れていない。なぜ、そのような夢を抱いたのかも分からない▼自分の心の中で生き続ける人がいる。大切な人や大切なことを教えてくれた人。また、忘れられない思い出の人。さまざまな理由で、今はもう会えないかもしれない。でも、自分の心の中では確かに生きている▼偉人と呼ばれる人たちも、まさに生き続ける人といえるのではないだろうか。本人の文章や伝記などの書籍として後世に残っていく。それらを見たり読むことにより、その人の人生を学べ、自分の生き方の糧とすることができる。さらに語り継ぐことによって、偉人の思いが継承されていく▼「健康寿命」という言葉を耳にする。いつまでも元気でいたいという思いが表れている。寿命ということでいうと、大切な人や偉人がいつまでも人々の中で生き続けるということは「心象寿命」とは言えないだろうか。永遠に、その意志や思いが途切れることなくつながっていく。それはとても素晴らしいことだ▼大切な人の心の中で自分が生き続け、自分の心の中で大切な人が生き続ける。そんな人生を送ることができたら、どんなにすてきなことか。そんな人生にするためにも、人とつながり続けていく毎日を過ごしていきたい。
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