富士見町は、新たな公共交通として2027年度の運用開始を目指すコミュニティバスの実証運行を今年度も実施する。4日に開いた町議会6月定例会の一般質問で名取重治町長が公表。10月下旬~12月中旬の平日に、JR富士見駅から本郷・落合・西山地区、JRすずらんの里駅から南原山・神戸地区を回る便で運行し、早朝と夕方の時間のほか、日中の通院や買い物に対応した生活便を加える。
コミュニティバスは駅前の混雑解消、脱炭素社会実現などを目的に、定時定路線での導入を検討している。昨年度が実証運行の初年度で、境地区とJR富士見駅間にバス停10カ所を置き、昨年11月13日~12月25日の平日の早朝と夕方に実施。計2043人、1日平均68.1人が利用した。
期間後に対象地域に住む186人へアンケートを行ったところ、安全な登下校手段の確保や町中心部のにぎわいなどの面で評価する声があった一方、電車との接続や日中の生活便の確保などについて要望があり、今年度の運行に反映させる。
運行ルートは調整中で、富士見高原病院や町中心部の商業施設などをバス停にする予定。7月中に町民向けに周知するという。町産業化は「住民の生活リズムに合ったバスを目指して今年度も運行していく」としている。
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