諏訪市豊田のSUWAガラスの里の美術館に常設され、県内の現代工芸作家の作品を展示しているコーナーで、木彫工芸家高橋本榮さん(70)=北安曇郡白馬村=の作品展が開かれている。木の板に曲線や直線、幾何学模様などを彫り、木目を際立たせた5点が並ぶ。9月末まで。
高橋さんは日展会友、現代工芸美術家協会本会員。自然からモチーフを得て、森林の中で湧き上がったイメージを膨らませ、作品をデザインしているという。
展示作品はケヤキやニレを素材に、一枚板や2~3枚を貼り合わせた板を使用。木目を生かしながら、長い年月をかけて育ったその木の物語性などを表現した。高橋さんは「林の中を歩いて感じたものや、木や、崖から飛び出している木の根から受けるイメージに、自然への憧れといった自分の気持ちを織り交ぜて作品にしている」と話している。
コーナーは同協会長野会の会員の作品を入れ替えながら紹介している。会期中の開館時間は午前10時~午後6時。休館日は火、水曜(7月第4、5週と8月は無休)。入館料は一般660円、中学生以下無料。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
「ララオカヤ」26年度から解体見通し 岡谷 上伊那ご当地ナンバー導入へ 広域連合方針 諏訪湖SA上下線に「諏訪の国」コーナー新設 岡谷でシルクサミット開幕 技術継承、文化創造へ 谷川俊太郎さん 下諏訪の親友黒田さんと交流 強い冷え込み、雪づくり 霧氷の樹林を背に 春近五人衆と井月、地元から光当てる 研究会発足 輝く青い諏訪湖 蚕糸公園イルミ点灯 おむすびコンテスト 最優秀に矢坂さん 築150年の民家に耐震シェルター 岡谷の小口さん宅日付で探す