8月15日に諏訪市の諏訪湖で開く第76回諏訪湖祭湖上花火大会で、市などの実行委員会は、「akippa(アキッパ)」(大阪)の駐車場予約アプリを活用し、前回大会に続いて市内12カ所に設ける臨時駐車場を有料事前予約制で運用する。周辺の交通混雑を減らす目的。7月15日午前10時から予約を開始する。
臨時駐車場(公式有料駐車場)は市役所、一部の学校校庭、県諏訪合同庁舎、しんきん諏訪湖スタジアム、クリーンレイク諏訪など12カ所に約3000台分、下諏訪町の赤砂崎公園に約500台分を確保する。アスト・コンサルティング(諏訪市)との連携で駐車場を貸し出す民間施設や住宅を増やしており、これらを合わせて6000台分以上の確保を目指す。民間の駐車場は8月2日からの予約開始を予定している。
駐車料金は場所によって異なり、実行委によると、昨年の利用実績を踏まえて現在価格設定を進めている。今回は諏訪湖イベントひろば(旧東バル跡地)のフードコート拡張に伴い、ひろばの一部に設けていた団体用大型バスの駐車場を諏訪湖ヨットハーバーに移転するため、ヨットハーバーは特殊車両とバス専用駐車場になる。
昨年の大会後にアキッパが実施したアンケートでは、事前予約制駐車場を利用した人の約9割が「今後も利用したい」と回答。従前は臨時駐車場を先着順で無料開放(一部有料)していたため、前夜から入庫待ちの車列ができていたが、到着時間の分散で交通渋滞の回避につながった。出庫時の交通混雑に課題は残したものの、オンライン事前決済のため駐車場係員の負担軽減の面でも成果を挙げた。
アストは、料金のおよそ半額が貸し手に入る仕組みをPRしながら、駐車場を貸し出す民間施設や個人住宅をさらに開拓する考え。松澤毅最高経営責任者(CEO)は、入場待ちだった時間が湖周で過ごす時間に変わることも大きいとし、「地域にとってもいい仕組み」とする。駐車場の登録に関する問い合わせはアスト(フリーダイヤル0120・57・2760)へ。
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