2023年度の県内への移住者が過去最多となる3363人に上ったことが28日、県のまとめで分かった。統計開始以降、移住者数は増加傾向にあり、23年度も前年度比で29人(0.9%)増となった。県信州暮らし推進係によると、23年度の移住者の半数以上が20~30代で、豊かな自然の中で子育てを望む人々が多いという。
県は移住者を「県外から新たな生活の場所を求め、自らの意思により県内に転入した者」と独自に定義。市町村の窓口アンケート(移住者アンケート)回答者数や移住支援制度の利用者数などから独自に集計した。
県はしあわせ信州創造プラン3・0で、27年度末までに移住者数4500人を掲げている。県は引き続き、首都圏での相談会やオンライン相談などを通して、移住相談に取り組んでいく。
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