ポスターを手に来場を呼び掛ける諏訪市木遣保存会の役員ら

諏訪市木遣保存会 来月50周年記念イベント

2024/05/18 06:00
文化

諏訪市木遣保存会(竹森笑子会長)は6月16日午後1時から、発足50周年記念イベント「木遣りの集い~唄で繋がるおんばしら~」(長野日報社など共催)を同市文化センターで開く。県内各地の木やりを受け継ぐ10団体が出演。御柱文化の継承と木やり仲間の一層の連携を願い、それぞれ奉仕する神社に伝わる木やりを披露する。

 

出演団体は諏訪市木遣保存会のほか、水上布奈山神社(千曲市)、生島足島神社(上田市)、須々岐水神社(松本市)、沙田神社(同)、小野神社(塩尻市)、三輪神社(辰野町)、和田諏訪神社(飯田市)、知久平諏訪神社(同)の各神社に奉仕する木やり衆。

 

水上布奈山神社はおんべではなく扇を手に木やりを行うなど、地域によってやり方や節回しなどはさまざま。各団体がそれぞれの伝統の木やりを披露し、諏訪市木遣保存会会員が合いの手を入れる。同会主催の木やり教室の参加者約20人もステージに上がり、八剱神社(同市)や小野神社の木やりを発表する。

 

竹森会長は「最近は若者の祭り離れが深刻で、御柱に関しても安泰ではないと感じている」といい、「各団体がそれぞれの地域で御柱や木やりの保存に熱意を注いでいる。ぜひ多くの人に見てもらい、御柱への関心を高めてほしい」と話している。

 

午後0時30分開場。入場無料。事前申し込み不要。

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