「ぼたん寺」として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺で、恒例の「ぼたん祭り」が始まった。今年は例年と比べて開花が早く、既に見頃を迎えており、美しい大輪が競い合うように咲いている。
同寺には180種・2000株のボタンが植わる。松井教一住職(69)の母親が3株の苗を植えたのが始まりで、檀家や住民らの協力もあって有数のボタンの名所として知られるようになった。
12日はぼたん祭りの開園式が行われた。同寺では毎年、釈迦の誕生を祝う花祭りと併せて開園式を行うのが恒例となっており、この日は甘茶かけなどの行事もあった。
境内では赤や白、ピンクなど色とりどりの大輪が咲き競い、古い御堂と日よけの赤い和傘が風情を添える。訪れた人たちはスマートフォンを向けたり、顔を近付けたりしてじっくり観賞していた。
「田舎の自然の中でゆっくり観賞してもらえたら」と松井住職。同寺によると、ぼたん祭りは6月2日までの予定だが、開花は例年より1週間ほど早く、早めの来場を呼び掛けている。開花期間中は入園料(拝観料)500円。
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