タカノ(宮田村)のエクステリア部門は、ペットの猫が快適に過ごせるようにと、屋外に置く猫用ケージ「こもれびキャティオ」を開発した。同社初のペット向け製品で、日本製では初めてという組み立て式。クラウドファンディング(CF)サイトで6月4日まで販売している。
「快適空間の創造」をテーマに、各種エクステリア製品の開発、製造を手掛ける同部門。組み立て式キャティオは新規開拓プロジェクトチーム「タカノイノヴェーション」による新たな製品開発で、「ペットとその家族が心地よく過ごせる空間を提供したい」との思いから生まれた。
キャティオは、英語のキャット(猫)とスペイン語のパティオ(中庭や裏庭)を組み合わせた造語。ケージを家やアパートの窓、ベランダに合わせて設置することで「猫が安全に外の空気を楽しむことができ、飼い主も安心して見守ることができる」という。プラスドライバーで組み立てられる設計。基本タイプは幅96センチ、奥行き90センチ、高さ225センチ。アルミフレームと樹脂ネット製で、重さは90キロ。
価格は12万8000円(税、送料込み)から。CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で購入できる。同部門は「猫に快適な空間を提供できる。愛猫のために使ってほしい」と呼び掛けている。
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