29日の催しに向け、準備を進める小島さん(右)と大槻さん=箕輪町のJR木ノ下駅前のUTパレット

29日に高校生企画の2イベント 箕輪

2024/04/26 06:00
地域

箕輪町のJR木ノ下駅前の空き家を改修した住民の居場所「UTパレット」で29日、中高生が地域の大人とキャリアについて語り合う「FUTURE TALK(フューチャートーク)」と、高校生らが海外研修体験を紹介する「世界と繋がる会」が開かれる。ともに町内の高校3年生が企画し、価値観を広げる機会にしてほしい-と来場を呼び掛けている。

 

フューチャートークは伊那北高校(伊那市)3年の小島柚貴子さん=木下=が初めて企画。総合的な探究の時間の授業で多世代が集う辰野町のフリースクールを訪問、世代を超えた交流の大切さを実感し、中高生に価値観を広げてもらおうと考えた。

 

「自分でも実践してみたい」というちょっと変わった生き方をしている町議や高校教諭、経営者3人を招き経歴や仕事の転機を語ってもらう。後半には昼食を食べながら自由に意見を交わす。時間は午前10時~正午ごろ。

 

世界と繋がる会は同校3年の大槻楓さん(17)=沢=が開催し3回目。昨春、カンボジアに1週間滞在し、途上国への先入観が変わった経験を伝えたい-と始めた。

 

学校や県の研修で中国や台湾、米国などに訪れた高校3年と大学1年の計7人が発表する。「海外について聞きたい、話したい人はぜひ来て」と話す。先着30人。時間は午後1時30分~4時。

 

ともに参加無料、事前の申し込みが必要(フューチャートークは当日参加も可)。問い合わせは同所を運営するこどものみらい舎(電話0265・98・8457)へ。

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