岡谷市は、市内に約1000カ所ある、ごみ・資源物収集場所を示す看板について、スマートフォンでごみの分別方法や出し方を確認できるよう、二次元コードを掲載するなどのリニューアルを始めた。二次元コードから見ることができるごみの出し方の説明は、外国人向けにも5言語を用意した。近年、ルールが守られない例が増えているため、転入者にも分かりやすくごみの出し方を示す目的。
市内では分別などのルールが守られていないごみ袋は業者が収集せず、注意喚起のシールを貼っている。シールを貼ったごみ袋は業者から市環境課に報告がある。2021年は386件、22年609件、23年736件と増え続けている。
同課は「近年増えている外国人の方や、アパート住まいで市の配布物が届かない方はごみの出し方が分からないのでは」と考え、収集場所の看板に二次元コードを掲載することにした。外国語の説明は英語、ポルトガル語、インドネシア語、中国語、ベトナム語で掲載した。
リニューアル看板を最も早く設置した鮎沢区衛生自治会の鎌豊会長(70)は、「(都市部とは違うごみ出しのルールに)最初は戸惑うのでは」と話し、「二次元コードが役に立ってくれれば」と期待した。
看板の更新は「ゼロカーボンシティ岡谷」を目指す取り組みで、新しいロゴマークも掲載し、ごみの減量化による二酸化炭素排出削減の意識向上を図る。市役所などに問い合わせる際に必要な「収集定位置番号」も分かりやすく看板の右上に大きく示すようにした。順次、市内全域に広げていく予定で、今年度予算では100枚ほどを更新する。
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