宮田村は21日、長距離を移動し”旅するチョウ”として知られる「アサギマダラ」が吸蜜に訪れるフジバカマの植栽地「アサギマダラの里」(同村新田)で、フジバカマを育成管理する里親を対象にした現地説明会を開いた。今年度は、村内を中心に県内外の計65組が里親に登録。参加者たちは里親の役割について説明を受けると、さっそく作業。フジバカマが成長し秋に多くのチョウが飛来することを願って、草取りに励んだ。
村は2014年に、同所でのフジバカマの植栽を本格的に開始。現在、ほ場約750平方メートルに、約4000株が植わる。公募に応じた「里親」たちが、1組当たり広さ約10平方メートルの区画を受け持ち、草取りや整備などを行っている。
村によると、例年並みの気候なら8月下旬にフジバカマが開花し、9~10月にアサギマダラが乱舞する姿を楽しめる。ただ、昨年は全国的な傾向と同様に、チョウの飛来数が激減したといい、ピーク時には1日当たり1000匹が確認された21年度の水準に回復することを目指している。
今年、里親になった伊那市在住の北原幸恵さん(42)は「自分が管理するフジバカマに、きれいなチョウが飛んできたら、感動すると思う。頑張って手入れしたい」と意欲を見せていた。
村は追加で、里親を数組、募集している。問い合わせは村産業振興推進室(電話0265・85・5864)へ。
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