「星降る里ブランドの推進」に取り組む原村地域おこし協力隊の村澤有美さん(36)と八ケ岳自然文化園(同村)職員の坂口陽史さん(28)が、同村ならではの星空をモチーフにしたオリジナルのマスキングテープを製作し、同園で販売を始めた。「十二星座と山麓の眺め」、「四季の星座と動物たち」とテーマを付けたテープ幅が異なる2種類を作成。「原村の星空に興味を持ってもらえる一つのきっかけになれば」と期待を込める。
街明かりが少なく空気が澄んでいる村内は「星降る里」として魅力を発信。同園で村の星空に関するオリジナルグッズを開発したいと考えていた坂口さんが、星空をイメージした絵はがきや缶バッジなどを作っていた村澤さんに製作を持ち掛けた。
坂口さんが企画、村澤さんがデザインを担当。水彩絵の具で原画を描き、印刷通販を通して作成した。
星空の輝きを表した背景に、「十二星座と山麓の眺め」は、八ケ岳や富士山、北アルプスなどの原村から見える東西南北の山々と誕生星座を星座線で示した。「四季の星座と動物たち」は、イルカ座やカラス座、ウサギ座など街明かりが少ない同村だからこそ出合える暗い星座と四季それぞれの有名な星座を絵や星座線で表現。星座が見られる時期ごとに並べ、季節が分かるように桜の花びらや雪の結晶など各季節の特徴も描くなど、細かいこだわりが詰まっている。
村澤さんは「原村だからこそのお土産がなかなかない。観光の思い出だけでなく、(マスキングテープは)持ち帰って残せるし、誰かに渡すこともできる」とPR。「どこかで星を見たいと思った時に原村を選んでほしい。グッズを通してきれいな星空や星座が見られることを伝えられたら」と思いを込める。
坂口さんは「使い心地にもこだわり、マスキングテープとしてかわいいデザインで誇れる商品。お土産としてだけでなく、文房具好きの人にコレクトしてもらいたい」と話していた。
価格はともに税込みで、十二星座(幅1.5センチ)が340円、四季の星座(幅2.5センチ)が480円。
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