諏訪市は10日、市内の災害危険箇所を点検する「防災パトロール」を2日間の日程で始めた。梅雨期を前に毎年実施しており、市、諏訪署、諏訪広域消防諏訪消防署、県の関係者ら25人が参加。初日の点検箇所の一つ、上諏訪の唐沢川では小型無人機ドローンを飛ばし、阿弥陀寺の近くにある砂防堰堤の堆積状況を上空から確認した。
唐沢川上流部には土石流特別警戒区域もあり、市は水防上の要パトロール箇所としている。調査はNPO諏訪広域ドローン協力会と連携。参道入り口の駐車場から上流部に向かって機体を飛ばした。ズーム機能を使って堰堤付近を撮影し、その映像を麓の画面で確認。市危機管理室は「堰堤の破損はなく、堆積が進んでいる状況も見られない。要パトロール箇所として継続したい」とした。
防災パトでドローンを活用するのは2回目。災害時に崩落地などで行う現地確認・安全確認も想定した。
2日間で39カ所を点検する予定で、危険度に応じてA~Cランク、要パトロールの4段階に分類。市は判定結果をまとめ、6月の市防災会議に報告する。
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