春めいて暖かくなると、気になってくるのが紫外線。この時期ぐらいから屋外で仕事をすると、顔や腕がすぐに日焼けして赤くなるイメージがある。体内にビタミンDをつくるなど効果もあるが、健康被害をもたらす恐れもあるだけに早めの対策が肝心だ。「まだ春だから」といって油断できない▼日本気象協会が桜前線ならぬ「紫外線厳重注意前線」を発表したのは3月末。紫外線の強さを示す世界保健機関(WHO)の指標「UVインデックス」に協会の気象予測や過去のデータなどを加味して出した▼それによると西日本と東日本の広い範囲で4月上旬から紫外線に厳重注意が必要。厳重な対策開始時期を都市別にみると、名古屋が最も早く3月31日ごろ。長野は4月17日ごろとなっている▼紫外線で心配になるのは肌だけでない。「目の日焼け」も気になる。繰り返し浴び続けると、白内障などの原因になるとされるからだ。つばの広い帽子の着用のほか、紫外線をカットするサングラスやコンタクトレンズの使用が推奨されている▼地上に降り注ぐ紫外線量は年々増え、危険度は増していると警告を発する医師もいる。紫外線と健康の関連について、私が子どもの頃は今ほど注意喚起はなされていなかったと思う。さまざまな知見が積み重なるにつれ、紫外線対策に関して有用な情報も増えてきた。正しい知識を得ながら上手につき合っていきたい。
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