諏訪市木遣保存会は2日夜、今年度の一般向け木やり教室を開講した。今年度は6月に開く同会発足50周年を記念した「御柱木遣の集い」に教室生にも参加してもらおうと、例年より1カ月ほど早くスタート。初回は子どもから大人まで8人が同市上諏訪中学校に集まり、基礎となる発声練習を行った。
練習を始める前に竹森笑子会長は「100メートル先の人に声が届くようなイメージ」「喉ではなくおなかに力を入れる」などとアドバイス。続いてグループに分かれ、同会会員が木やりの姿勢や発声法などを個別に指導した。参加者は、少しでも長く発声し続けられるように上の句を繰り返し練習し、最後は全員で声を合わせた。
地元の小宮祭で木やりをしたことがあるという上諏訪小学校6年の児童二人は「6月の集いにも出てみたい」といい、「聞いた人が元気になれる木やりをしたい」、「もっと声が通るように頑張りたい」と話した。竹森会長は「参加者が御柱に関心を持ち、将来何かしらの形で御柱に携わる一つのきっかけになれば」と期待している。
同教室は、木やりの普及と後継者育成を目的に2017年度から実施。全4回の日程で、9、16、23日にも行う。いずれも午後7時からで、同市の手長神社に集合する。事前申し込み不要。同会は参加を呼び掛けている。
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