伊那市美篶の三峰川堤防の桜並木で2日夜から、恒例のライトアップが始まった。花はまだつぼみの状態だが、照明に照らされた枝が堤防に沿って浮かび上がった。見頃は来週の見込みという。
美篶地区各種団体協議会(会長・小林安博美篶地区区長会長)が市の協働のまちづくり交付金を活用して毎年取り組んでいる。約400メートルの区間に発光ダイオード(LED)照明15基などを設置。花の状況にもよるが16日まで午後6~9時に点灯する。
桜並木は、かつて三峰川の洪水に悩まされた住民が堤防を強化しようと桜を植えたのが始まりとされる。高度成長期には堤防道路にダンプカーなどが集中して多くの木が枯れるなどしたが、1996年、桜並木の歴史を学んだ地元の美篶小学校児童が「昔の桜並木を復活させたい」と動き出し、地域ぐるみの取り組みとなって現在に至った。
この日は点灯式が現地で開かれ、美篶小児童会の保科壱緒会長と池上歩花副会長が点灯宣言を行った。同協議会によると、ここ数日のぽかぽか陽気でつぼみが膨らんできているものの、まだ開花には至っておらず「見頃は来週ぐらい」と見込んでいる。
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