上伊那広域連合は1日から、不燃・粗大ごみ中間処理施設クリーンセンター八乙女(箕輪町)の運営維持管理業務を極東・KSE特定業務委託共同企業体(JV)に委託した。2034年まで10年間の長期契約とし、老朽化した施設の計画的な補修や点検などを期待。2日に同センターで委託業務開始式が開かれ、住民生活に欠かせない施設を託した。
同センターは中間処理施設や最終処分場を有する。現在、中間処理施設は老朽化のため改修工事を進めている。
業務委託は「DBO方式」という改修工事や運営を一括で民間に委ねる形を採用。設計段階から運営を見据えた整備を行えるため、事業の効率化や経費節減などさまざまな利点があるとされる。
受託者の代表企業・極東開発工業(本社・大阪)はごみ処理施設などプラント開発を手掛けている。同センターの運営はJV構成員で、ごみ処理施設運営などを展開する極東サービスエンジニアリング(本社・東京)が担う。
委託費は10年間で約21億3000万円。業務内容は中間処理施設の運転管理(搬入や処理)、維持管理(機器の点検や補修)などのほか、最終処分場の管理、防災、見学者対応と幅広い。同連合も職員を常駐させる。
開始式には、広域連合長の白鳥孝伊那市長、地元自治体の白鳥政徳箕輪町長、八乙女区長らが出席。同センターの運営を担う極東サービスエンジニアリングの山根哲社長は「これまでの実績で培った経験や知見を生かし、安全で安定的な運営に努めたい」と抱負を述べた。
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