能登町で使用してもらおうと寄贈した軽トラックを見る関係者ら

駒ケ根の福祉を考える企業の会 能登へ軽トラ

2024/03/26 06:00
社会

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県能登町で災害ごみの回収などに役立ててもらおうと、駒ケ根市内の企業でつくる「福祉を考える企業の会」は25日、中古の軽トラック1台を、市社会福祉協議会に寄託した。市社協は、4月上旬に同町役場に届けるという。

 

当初は被災地を支援するため、10万円を寄付することを計画。市社協を通して、物資を運ぶのに適した軽トラが被災地で不足していることを知り、切り替えた。会員企業を通じて、車両販売のオートパル上伊那(伊那市)が中古車を同会に無償提供。当初用意した義援金は、車検費用や自動車保険料に充てた。

 

同市梨の木のふれあいセンターで式典が行われ、同会の石田耕一会長と湯澤英喜副会長が出席。市社協の有賀秀樹会長は「被災地の皆さんにとって必要なもの。皆さんのご厚意を届けたい」と感謝。石田会長は「いろいろなことに有効に使ってほしい」と願っていた。

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