官民でつくる諏訪湖創生ビジョン推進会議は12日、諏訪湖に大量繁茂する水草ヒシの除去作業を始めた。観光や湖面利用が多い人工島・初島周辺(諏訪市湖岸通り)の繁茂区域で実施。初日は構成機関・団体や地域住民ら約50人が交代で船に乗り、浅瀬に生えるヒシを手作業で抜き取った。13、19、20日にも行い、地域の小中学生を含め4日間で延べ200人ほどが参加する予定。
湖面に葉を広げるヒシは水質浄化に一定の役割を果たしている一方で、航行障害や景観悪化、湖底の貧酸素化の原因になる。手作業での抜き取りは、湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」で重点的に除去すべき区域を定め、刈り取り船が入れない浅瀬で毎年この時期に実施。昨年は4日間で5トン(水気を切った状態)を回収したという。
この日は諏訪市セーリング協会と諏訪湖漁業協同組合、県水産試験場諏訪支場が計6艘の船を用意した。参加者はヒシを腕に巻き付けるようにしながら引っ張り、根こそぎ除去。水分を含んだ重いヒシを集積場所へ運んだ。除去したヒシは全量を堆肥化する。
13日は市と市教委の「すわ未来創造『子どもゆめプロジェクト』」と連携し、市内の小中学生も参加。作業前には水草学習会や稚エビの放流体験を行う。
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