諏訪地域で猫、犬の保護活動を行う団体や個人を支援する一般社団法人「にゃははん応援隊」(原史穂代表理事)は26日午前10時30分から、第5回にゃははんマルシェを諏訪市文化センターで開く。クラフト作品や雑貨の販売ブース、占いや整体の体験ブース、キッチンカーなど計32店が出店する。収益の一部は保護した猫、犬の去勢、避妊手術の医療費補助金に充てる。
飼い主がいない猫や犬を保護した場合、殺処分による望まれない命を生み出さないため、去勢や避妊の手術の実施が望ましいが、費用は個人や団体の負担となるため、保護をためらう場合も考えられる。保護活動の経験者でつくる同団体のメンバーだからこそ分かる保護した人の負担を少しでも軽減しようと補助金の助成に取り組んでいる。マルシェは助成費用を確保し、活動に関心を持ってもらおうと開いている。
当日はアクセサリーやバッグ、キーホルダー、犬猫用の無添加おやつなどを販売。諏訪市在住でシンガーソングライターの内田歌穂さんのライブ、アロマクリーム作り、地元飲食店の弁当やパンの販売などが行われる。多くの来場を呼び掛けている。
同団体の補助金の交付実績は補助金の支払いを開始した昨年10月から今年4月までで、避妊が18匹9万円、去勢が14匹4万2000円などとなっている。補助額は避妊が5000円、去勢が3000円。問い合わせは電子メール(nya.ha2n@gmail.com)へ。
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